広島県竹原にある大久野島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
島全体が国民休暇村に指定され、野生のうさぎがたくさんいるため「うさぎの島」として知られています。
けれどかつて大久野島は、戦争時に毒ガス工場があったことから、「地図から消されていた島」でした。
現在は毒ガス資料館があるそうで、以前から行ってみたかった場所です。
まずは竹原忠海町へ向かい、船で島へと渡ります。
ただ車の駐車スペースがどこもいっぱいで、なかなか停めることができず苦戦しました。
思いやり駐車スペースもいっぱいで、停めるところがなくウロウロウロウロ…
結局乗ろうと思っていた船にも乗り遅れてしまい、次の船の時間まで待つことになりました。
乗船時には少し段差がありますが、優しい船員さんにも手伝っていただき、
車いすで乗ることができました。景色も見えるように配慮いただき、「船に乗ってる感」を満喫！
島へは、宮島に行くときと同じような感覚で到着しました。
ついて早々、至るとこにうさぎを発見。
娘は「うさぎだー！」と興奮気味で近寄るも、さすが野生のうさぎ。
逃げ足は速く、タッタと山へ駆け上がっていきます。
野菜やうさぎ用のエサを持参していたので、それをあげると喜んで食べていました。
 
袋いっぱいに持って行ったエサも、帰るまでにはすっかりなくなりました。
ビジターセンターでは、大久野島の自然のことが、わかりやすく学べるようになっていました。
小さい施設ながら、中はいろんな展示があり、面白かったです。
毒ガス資料館では、戦争の悲惨さを改めて感じました。
娘にはまだ難しいようでしたが、いずれまた教えていこうと思いました。
宿泊ができる休暇村では、お土産も販売しています。
夕方には宿泊する方々で賑わっていました。「いいな〜。私も帰りたくないな〜。」と思いつつ、
船の時間もあり、後ろ髪引かれる思いで島を後にしました。
大久野島は、ゆったりした気持ちになれる素敵な島でした。
施設も、バリアフリーで車いすでも問題ありません。
時間の関係で、展望台に行くことができるかは確認できなかったので、また行かなきゃ♪
と思います。
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