障害者相談支援事業所



 

C6頚髄損傷である私の生活は、普段から家族を始め、ヘルパーさん・訪問看護さん・訪問リハビリさん他
様々な方に支えていただきながら、生活をしています。
そして今回、障害福祉サービスの中の障害者相談支援事業所という、心強いサービスも新たに利用することにしました。

【障害者相談支援事業所】
障害のある人が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう身近な市町村を中心として以下のような相談支援事業を実施しています。
地域の状況に応じて柔軟な事業形態をとれることとなっておりますので、詳細については、最寄りの市町村窓口にお問い合わせください。

1 障害福祉サービス等の利用計画の作成(計画相談支援・障害児相談支援)
2 地域生活への移行に向けた支援(地域移行支援・地域定着支援)
3 一般的な相談をしたい場合(障害者相談支援事業)         
4 一般住宅に入居して生活したい場合(住宅入居等支援事業(居住サポート事業))
5 障害者本人で障害福祉サービスの利用契約等ができない場合(成年後見制度利用支援事業)

(厚生労働省HPより抜粋 http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/soudan.html)


このサービスのうち、1の「利用計画の作成」については、昨年(平成24年)から始まり、今後随時利用を増やしてくそうで、
要するに何かあった時の相談役になってくれる人のことのようです。私も今年の6月から利用することにしました。

私が普段の生活の中で、一つ大変だなと感じるのが、何か生活に変化がある時の、それぞれの調整です。
例えば先日困ったのは、お盆。家族も仕事で、ヘルパーさんも調整つかず、訪問看護さんも休日の利用は
自費が掛かるため私自身がなるべく避けたく、このままでは一週間お風呂に入れないかもしれない状況になりました。
実は昨年のお盆も全く同じ状況で、一週間お風呂に入らず、洗髪と清拭で乗りきりました。
けれど暑い時期に、正直私には辛かったです。けれど今年は、私には相談員さんがいるじゃない!
7月にそのことを相談員さんに相談すると早速調整してくれ、今後のことも考え対応可能なヘルパー事業所を新たに探し、
契約引き継ぎ等の調整も順調に進み、実際お盆もお風呂に入ることができました。

私一人ではこんなにスムーズに物事を進めることはできなかったですし、
きっと昨年と同じように「まあ、しょうがないか」と諦めていたでしょう。
幅広い視点で生活上のアドバイスや調整をしてくださり、これから心強い存在になりそうです。

これからの課題は、これだけ多くの方に支えていただいているということで、今後は相談員さんにも助けていただきながら、
それぞれの間で行き違いがないように密に連携をとっていきたいと思います。
そしてこの環境に甘えず、家族で支え合いながら私自身もできることをしっかりがんばろうと思います。

長くなりましたが、この他にも障害をもつ人のための制度などは色々あると思うので、
私も日々勉強し、これからも情報のアンテナを広げていきたいと思っています。
良い情報がありましたら、ぜひ教えてください。


平成25年8月